(ヘアカラー編)
「サロンカラー」の方がいいんだろうけど、「時間」「お金」もそんなにかけられないし
「ホームカラー」傷みそうだけど、やっぱり手軽。
そもそも何がどのくらい違うの???
そんなあなた。6つの判断基準を参考にしてみていただければ嬉しく思います。
では、ごゆっくりどうぞ♪
結論
何を重視するかにより人それぞれ…
6つの判断基準を見ていきましょう
1・髪のダメージ
2・値段
3・手軽さ 時間
4・仕上がり、デザイン性
5・色持ち
6・その他
1・髪のダメージ
サロンカラー圧勝
ポイントは3つ
1、アルカリ剤の違い
ヘアカラーの薬剤の中には「アルカリ剤」が含まれています。
サロンカラー | ホームカラー | |
アルカリ剤 | アンモニア | モノエタノールアミン |
ニオイ | ❌ | ⭕️ |
残留 | ⭕️ | ❌ |
調節 | ⭕️ | ❌ |
髪は「弱酸性」のためアルカリを残すことはダメージケアを考える上では最悪。サロンカラーは揮発させることで髪に残さない処方。代わりにニオイは強。ホームカラーは揮発させずに髪に残る為、ダメージ大。代わりにニオイは小。
「調節」はサロンカラーは新生毛と既染毛またダメージ度合いによってカラー剤に含まれるアルカリ量を調節する事ができます。ホームカラーは調節する事ができません。
2、技術
サロンカラーでは毛髪の状態によってカラー剤を何種類か変えて塗り分ける事ができます。根元の伸びてきた部分には脱色力のある、それ相応のパワーを持ったお薬。毛先には脱色力がなく、アルカリ濃度も低い弱いお薬と、分けることができるため ダメージ小
ホームカラーは1種類のカラー剤で塗り分けができない為、ダメージ大
またコーミングなどの物理的なダメージ度合いも変わってきます。
3、前処理、後処理
サロンカラーでは前処理、後処理と呼ばれる「タンパク質内部補充」「毛髪保護」「毛髪強化」「残留アルカリ除去」など、必要なものを補ったり、今以上に髪が傷まないように保護強化をしたり、髪に残ると傷みの原因になる成分を除去したり、といった処理を行いながらヘアカラーの施術をするのに対し、ホームカラーでは無し。
2・値段
ホームカラー圧勝
ここのポイントでホームカラーを選ばれる人も多いと思います。
サロンカラー 約¥3500〜 ホームカラー 約¥500〜
3・手軽さ、時間
ホームカラー
施術時間はそれほど変わらないものの、「いつでも」「自宅で」はやっぱり手軽
4・仕上がり、デザイン性
サロンカラー圧勝
サロンカラーでは200色程度の豊かな色表現が可能。ハイライトなどの繊細な技術、一人一人のご要望に沿ったデザインを作り出す事ができる。
ホームカラーでは20色程度。デザイン表現よりも失敗の少なさを重視
5・色持ち
サロンカラー
ダメージの部分でも触れたアルカリ剤の違いは、色持ちにも影響してきます。色持ちはダメージが大きいほど悪くなる為、サロンカラーに軍配
6・その他
サロンカラー?
「シャンプー気持ちいい♪」「美容院嬉しい、楽しい♪」「癒される〜」「気分転換」「美容情報」など「髪を染める」以外の満足感を感じる人もいるかな?
何のためにヘアカラーまたは白髪染めをしますか?
他にもあなた自身の基準があるかもしれません。その基準も含め、どちらも一長一短ありますが、「クオリティーならサロンカラー」、「禁断の甘い蜜ホームカラー」というところでしょうか?私は美容師ですから、あなたのキレイの事を一番に考えます。サロンカラーが良いか?ホームカラーが良いか?
その答えはサロンカラー一択です。ホームカラーはあまりにもその代償が大きすぎる。
「でも、そんな時間もお金もかけられないよー」
そこで、
茶色く塗りつぶすだけのヘアカラーでは、伸びてくる部分はやっぱり気になります。ハイライトなどの方法もあります。
マニキュアやヘナという選択もあります。
クリアグレーカラーという選択もありますし、「ぼかし」という方法もあります。
そもそも染めずに、素材美を活かす事もできます。(個人差はありますが、めっちゃツヤでます)
もちろん「キッチリ染めて若々しく」も良いと思います。
それぞれの選択にも一長一短ありますが、均一に茶色く染める呪縛から解放される選択もあなたにはあります。
こちらの記事も参考にしてください
まとめ クオリティのサロンカラー。禁断の甘い蜜ホームカラー。 オススメはサロンカラー一択だが、色々な方法がある。
髪の傷みが気になる人はこちらも合わせてご覧ください。
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