「白髪染め」もヘアカラーの様々な色彩を楽しむことができます。このページでは具体的にどのような色味が可能なのかをご紹介していますので、ゆっくりとご覧になっていってください。
白髪染めカラーチャート
「カラーチャート とは」 白髪100%のカラーチャートは、どのような色素がそれぞれのヘアカラー剤に含まれているかを確認して、仕上がりを想像するために使用します。 また、白髪30%のカラーチャートは直接的にどのような仕上がりになるかの参考として使用します。
こちらのチャートはカラー剤メーカーが出している、白髪100%にそれぞれの薬剤を使って染めた時の内容色素を示しています。
縦軸は明度(明るさ)の違いで、上にいくほど明るく(色が薄く)、下にいくほど暗い(色が濃い)を表しています。
横軸は色相(色)の違いを表しています。
この丸い円は「色相環」と言いますが、白髪染めの内容色素は、このようなイメージになります。
おしゃれ染めの内容色素のイメージはこちら。白髪染めの内容色素の方が、暗く、彩度が低いと言えます。
確認ポイント4点
1、明るい白髪染めの特徴
2、暗い白髪染めの特徴
3、見えやすい色相
4、白髪染めはMIXすることができる。
明るい白髪染めの特徴
明るい白髪染めは「色相の違い」が見えやすくなります。色の違いを表現しやすいということになります。
また、明るい白髪染めは「色が薄い」と言い換えることもできます。「明るいと白髪が染まらない」と聞いたことのある人もいるのではないでしょうか?
明るい白髪染めカラー剤は色が薄い為、白髪の染まりが薄く、黒髪と均一に染まらず、「浮いている」状態になります。染まりが薄い為、色持ちも悪くなります。
その代わり、黒髪が明るく、白髪の染まりも薄い為、白髪が多い場合は根元の白髪が伸びてくるのが気になりづらくなります。
良い所
黒髪を明るくできる。
白髪が伸びてくるのが気になりづらい。
色の違いを表現しやすい。
悪い所
白髪をしっかり染めることができない。
色持ちが悪い。
暗い白髪染めの特徴
明るい白髪染めと全く逆になります。
良い所
白髪をしっかり染めることができる。
色持ちが良い。
悪い所
全体の髪色が暗い。
白髪が伸びてくるのが気になりやすい。
色の違いを表現しづらい。
見えやすい色相
色には明るくないと見えづらい色と、暗くても見えやすい色があります。
明るくないと見えづらい色。イエロー、ピンクなど
暗くても見えやすい色。レッド、アッシュなど
白髪染めは白髪をしっかり染めるために、「濃く」「暗く」「茶色ベース」の色相になります。そのため明るくないと見えづらいイエロー、ピンクなどの色は表現しづらくなります。濃く暗くても見えやすいレッド、アッシュなどは、白髪染めで表現しやすい色相になります。
白髪染めはMIXすることができる。
白髪染めは「暗く」「濃く」「茶色ベース」が基本になる為、おしゃれ染めに比べると、クリアな色相の違いや、明るい髪色を表現しづらいと言えます。しかし白髪染めとおしゃれ染をMIXすることで、おしゃれ染単品ほどとは言えませんが、白髪染め単品よりもクリアな色相を表現することができます。
こちらは白髪が染まる範囲内で、白髪染めとおしゃれ染をMIXした色相のイメージです。
実際の仕上がりはこの辺りの記事を参考にしてください。↓↓↓↓
まとめ
白髪染めカラーチャートとは 薬に含まれる内容色素を確認するもの。 明るい白髪染めの特徴 白髪が染まりづらい。 色持ちが悪い。 根元の伸びてくるのが気になりづらい。 暗い白髪染めの特徴 白髪がしっかり染まる。 色持ちが良い。 根元の白髪が伸びてくるのが気になりやすい。 白髪染めで表現しやすい色 レッド、アッシュ 白髪染めで表現しづらい色 イエロー、ピンク 白髪染めとおしゃれ染をMIXすることで、鮮やかな色相の白髪染めができる。
白髪染めで似合う髪色をお探しの人はこちらもご覧ください↓↓↓↓
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