脱白髪染めメリットとデメリット

白髪染め

最近よく耳にする「脱白髪染め」気になるけどどうなるの?と迷っていますか?メリットとデメリットがあります。理解した上で判断する基準になれば嬉しく思います。

「脱白髪染めとは?」という人はまずこちらの記事をご覧ください↓↓↓↓

【美容師が解説】脱白髪染めハイライトとは
CMで見かける「脱白髪染めハイライト」白髪染めがやめれるの?新しい白髪染め?どんな仕上がりになるの?そんな疑問に美容師がお答えします。
スポンサーリンク

脱白髪染めメリット

1・根元の白髪が伸びてくるのが気になりづらくなる。
2・明るい白髪染めを楽しむことができる。
3・鮮やかな色彩のヘアカラーを楽しむことができる。

一つずつ解説していきます。

1・根元の白髪が伸びてくるのが気になりづらくなる。

脱白髪染めをする技術工程でハイライト(ベースの茶色より明るい部分を作る技術)を入れていきます。そうすると根元が伸びてきた状態では、根元の白髪、根元の黒髪、既染毛の白髪の褪色部分、ベースの茶色部分、ハイライトの明るい茶色部分、が混在する状態になります。

「脱白髪染め」をして根元が伸びた状態

ハイライトがあることで、コントラストが弱くなり根元の白髪が目立たなくなります。

「通常の白髪染め」で根元が伸びた状態

2つの画像を比べると「通常の白髪染め」の方が、根元の白髪が目立つのがわかります。

2・明るい白髪染めを楽しむことができる。

通常の白髪染めでは明るくすると白髪のカバー力が落ちる為、限界があります。

脱白髪染めでは、ハイライトの工程で明るい部分を作る為、全体を明るく見せることができます。

3・鮮やかな色彩のヘアカラーを楽しむことができる。

脱白髪染めでは、ハイライトの工程で明るい部分を作った後に別工程で全体のカラーをしていきます。黒髪からでは鮮やかな色彩のヘアカラーは出ませんが、すでに明るくなっている髪には鮮やかな色彩が表現しやすくなります。黒の画用紙に絵を描くのと、黄色の画用紙に絵を描くのの違いのようなイメージです。

脱白髪染めデメリット

1・髪の傷み。
2・褪色すると明るいメッシュ状になる。
3・ストレートパーマとの相性が悪い。
4・時間と費用がかかる。

1・髪の傷み

髪は明るさを比例して傷みは激しくなります。明るい部分を作っていく脱白髪染めは通常の白髪染めに比べ傷みは激しくなります。

2・褪色すると明るいメッシュ状になる。

脱白髪染めは明るい部分を作り、そこに鮮やかな色彩の色を乗せることで、様々な色彩の髪色を楽しむことができます。しかし乗せた鮮やかな色彩の色は褪色します。褪色後は明るいメッシュのヘアカラーになります。明るいヘアカラーはNGという人には合いません。

3・ストレートパーマとの相性が悪い。

脱白髪染めは様々な明るさの髪を混在させます。それは様々なダメージ度合いを混在させることにもなります。ストレートパーマのお薬やアイロンの温度は「根元」「中間」「毛先」や、こめかみなどの「部分」で塗り分けたり、変えたりすることはできますが、「細い毛束ごと」に変えることは出来ません。ハイライトの傷みの激しい部分とベースの傷みがそれほどない部分に同じお薬で、同じアイロンの温度でストレートの施術をすることになります。優しいお薬で伸びを犠牲にするか、強いお薬でハイライトの部分の傷みをさらに激しくするかということになります。

4・時間と費用がかかる。

脱白髪染めの基本工程は2回カラーをすることになります。(仕上がりのデザインによっては一度工程もあります)毎回2回工程の施術をする必要はありませんが、2回の工程の施術をする時には一度工程の通常の白髪染めに比べ、その分費用と時間がかかります。

まとめ

「脱白髪染めメリット」
1・根元の白髪が伸びてくるのが気になりづらくなる。
2・明るい白髪染めを楽しむことができる。
3・鮮やかな色彩のヘアカラーを楽しむことができる。


「脱白髪染めデメリット」
1・髪の傷み。
2・褪色すると明るいメッシュ状になる。
3・ストレートパーマとの相性が悪い。
4・時間と費用がかかる。

今まで白髪染めでは出来なかったヘアカラーのデザインを楽しむことができる「脱白髪染め」髪色や伸びてくる白髪という軸だけで考えればとても素晴らしい技術ではありますが、別の軸を大切に考えている人には合わない場合もある。

最後までご覧いただきありがとうございました。

あなたの参考になれば嬉しく思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました