白髪は染めたい、クセ毛もなんとかしたい、でも髪の傷みも気になる。普段サロンワークをしていても、このような人は多くいますので、傷みを軽減し明日からできるホームケアをご説明していきますのでゆっくりとご覧になってください。
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髪の傷みと縮毛矯正と白髪染めの関係
まず、前提のお話をしていきましょう。「縮毛矯正」は髪の傷みを伴います。そして、通常のヘアカラーでの「白髪染め」も髪の傷みを伴います。
ここが現実のスタート地点です。
未来には髪が傷まない縮毛矯正やヘアカラーの白髪染めが出てくるかもしれませんが、2022現在ではありません。
例えば、「やればやるほど髪が綺麗になる縮毛矯正」や「髪が傷まないヘアカラーの白髪染め」といった表現も目にしますが、「やればやるほど髪が綺麗に見える縮毛矯正」や「今までより髪が傷まないヘアカラーの白髪染め」という表現の方が正確かと思います。
ですので、縮毛矯正と白髪染めという2つの髪の傷みを伴う施術を続けているという認識を持って、意識的にホームケアを行なって行くことが大切になります。
縮毛矯正と白髪染めを続けながら髪の傷みを軽減するホームケア
夜編 1、シャンプー&トリートメントの仕方 2、ドライヤーの掛け方 3、実は効果大!ナイトキャップ 朝編 4、全体を少し濡らす 5、ヘアアイロンの使い方 6、スタイリング剤
では、一つずつ解説していきます。
夜編
1、シャンプー&トリートメントの仕方
髪の傷みや頭皮への負担を考えると、朝ではなく夜シャンプーをして寝るのが良いです。
まずお風呂に入る前にブラッシング。基本的なことですが、意外にされてない人が多いように思いますが、あなたはいかがでしょうか?
ブラッシングの目的は、シャンプー中の髪の絡みを抑えて傷みを軽減させることと、ホコリなどの軽い汚れを落として泡立ちをよくすること。泡立ちが良くなるのでシャンプーも少量で済み、経済的でもあります。間違ったブラッシングは髪の傷みの原因になりますので、注意が必要です。
ブラシは毛が柔らかくある程度密な物で、毛先から優しく絡みをほぐしながらブラッシングしましょう。毛が柔らかいブラシは引っかかった時に髪を引っ張ること無く、毛の方が逃げてくれるのでオススメです。
次はシャワーで「予洗い」をしていきます。
お湯の温度は37℃前後が良いです。熱すぎるお湯は髪やお肌の必要な油分も取ってしまう為、乾燥の原因になります。
頭皮をしっかり流しながら、シャワーだけで落ちる汚れは、全て落として行くイメージで行いましょう。最近はとても優秀なシャワーヘッドもあります。シャワーだけで油性マジックが落ちたり、頭皮の毛穴の汚れが取れて頭皮環境を改善したり、髪に付着した不純物が落ちることで「髪スベッスベ、ツヤッツヤ」になります。高価ですが一度使ったら絶対欲しくなる!興味ある方はこちらからどうぞ↓↓↓↓
シャンプーをしていきます。
手のひらでしっかり泡立ててから、頭皮につけるようにしましょう。泡立ちが良くなり、泡も頭全体に馴染みやすく、シャンプーも少量で済みます。
指の腹で頭皮を優しく動かすイメージで、地肌を洗うようにシャンプーをしてください。
シャンプーNG行為
・髪同士をこすりつける
・爪を立てる
シャンプーをシャワーで洗い流します。
流し残しは髪の傷みや頭皮トラブルの原因になりますので、しっかり流します。目安はシャンプーで掛けた時間の倍の時間を使って流します。後頭部、耳後ろ、えり足の根元は頭皮までお湯が届きにくい場所になりますので念入りに。
先ほどからシャンプーを少量で済ませて経済的に。というお話をしていますが、ここにつながっています。やや高価ですが、品質の良いシャンプーを使って欲しいのです。毎日のシャンプーは髪の傷みを軽減する上で、超重要事項なのです。アミノ酸(タウリン系)の洗浄成分で、ケラチンというタンパク質を補いながら髪、頭皮を優しく洗うことができます。私のサロンでも、お客様にサンプルをプレゼントしたところ、リピーター続出のオススメ商品です。レモングラスの香りでリラックス。
トリートメントしていきます。
リンス<コンディショナー<トリートメント<ヘアマスクの順に髪のヘア効果は高くなります。縮毛矯正と白髪染めをしているあなたは「ヘアマスクを毎日使う」この一択で良いでしょう。この方法はかなり効果が高いので、必ずやってみて欲しいポイントです。オススメ商品はこちらです。しっとり感抜群で多少根元のクセが伸びてきても、広がりを抑えることができます。
つけた後にはジャンボコームでコーミングして馴染ませてください。これも意外と重要で10万本あると言われている髪1本1本に丁寧に馴染ませることができます。5分放置後シャワーで流してください。
2、お風呂から出たら、アウトバスとつけてドライヤーで乾かします。
アウトバスはお気に入りの物が既にあると思いますので、お気に入りのも物をお使いください。もしお気に入りの物がまだない人は、こちらを使ってみてくださ。先ほどのシャンプーのシリーズのアウトバスです。しっとり重めに仕上がるのに、全くベタベタしない。私の美容師人生25年の中で最も万人受けする商品かなと思います。ツルツル感も抜群です。こちらもレモングラスの香りでスッキリ
ドライヤーで乾かすときには「地肌を乾かす」というイメージで行ってください。髪は乾かしすぎると「パサパサ」「カリカリ」したオーバードライという状態になります。乾き切っていない状態も髪の傷みの原因になりますし、オーバードライも傷みの原因になりますで、乾きづらい地肌から乾かします。
ドライヤーの風を下から当てると、毛先が舞います。毛先が舞うとパサパサしますので、5割ほど地肌を乾かしたら、ダッカールで分け取ってブロックごと地肌を乾かし、髪も手グシで内巻きに引っ張りながら乾かすと、根元のクセが伸びてきても、まとまりよく乾かすことができます。少し手間ですが、朝が劇的に楽になります。
ところでドライヤーの品質って考えたことありますか?
ドライヤーそのものが、パサパサでまとまり悪かったり、髪の傷みの原因になっている場合もあります。ポイントは風量と温度です。風量が弱くて高温になる物を使っている場合はドライヤーを見直すだけで、お悩みが解決する場合もあります。
こちらは「LDK」という色々な物を比較する雑誌で「神ドライヤー」として1位のBestbuy評価に輝いています。
3、夜の最後は「ナイトキャップ」被って寝ます。
実はナイトキャップは髪の傷みを抑える効果が高く、さらに朝のスタイリングも楽になる、超優秀な物なのです。髪の傷みは表面のキューティクルの損傷から始まります。髪の摩擦はキューティクルの損傷の大きな原因になります。その為、髪の摩擦を減らしてくれるナイトキャップが有効なのです。
色々あるので検索してみてください。シルク100%がオススメです。
次は朝編です。
4、全体を少し濡らす
髪をしっかり乾かし切って、ナイトキャップを被って寝ると、かなり寝グセは抑えられていますので、朝のスタイリングはかなり楽です。
とはいえ、寝グセが全くない訳ではありませんので、少し手直ししましょう。その時は髪が乾いた状態でいきなり行うのではなく、寝グセが気になる所だけで良いので少し濡らしましょう。もしショートスタイルでしたら、乾かすのにそれほど時間がかからないので、一度全部濡らしてリセットしてからスタイリングするのも良いでしょう。お湯の霧吹きで寝グセの部分のやや根元から濡らしましょう。
水よりもお湯の方が髪に馴染みやすく、髪の柔らかさも出るので直しやすくなります。
手グシで内巻きに引っ張りながらドライヤーで乾かすと、すぐに治ります。
細かい部分ですが、後頭部に霧吹きかける時って、やりづらくないですか?霧吹き逆さにすると出ないし、真っ直ぐにすると持ちづらいし握りづらいし。
実は私たち美容師が使っている、霧吹きってそんなところもカバーされているんです。
興味があったら、使ってみてください。逆さまにしても普通に出てきます。
スタイリングしていきます。
5、ストレートアイロン
縮毛矯正をかけている人の多くは朝、ストレートアイロンでスタイリングされています。簡単にツヤも出て、まとまり良くなりますので良い方法だと思います。ただしアイロンの熱は髪の傷みを伴います。
ストレートアイロンを使用するときの注意点
・必ず完全に髪が乾いた状態で使用しましょう。
・クセを伸ばすときには、アイロンで引っ張って伸ばすのではなく、手グシで引っ張って伸びている状態の毛束にアイロンの熱を当てて、固定しましょう。
以上の注意点を意識ながらアイロンを使用することで、熱の当て過ぎを防ぎ、髪の傷みを最小限に抑えることができます。
また、こちらのアイロンもメチャクチャ評判が良いです。バイオプログラミングと呼ばれる最新の方法で細胞レベルから髪をケアしてくれるアイロンです。
6、最後はスタイリング剤で仕上げます。
髪の傷みの原因で「紫外線による髪の傷み」があります。
季節を問わず、お肌同様髪もUVケアをすることで、髪の傷みを軽減できます。お出かけ前にシューっと吹きかけるだけで簡単にケアできます。
長文お付き合いいただきありがとうございます。
あなたの大切な髪の傷みを軽減するお手伝いが出来ていたら、本当に嬉しく思います。
まとめ
夜編 1、シャンプー&トリートメントの仕方 2、ドライヤーの掛け方 3、実は効果大!ナイトキャップ 朝編 4、全体を少し濡らす 5、ヘアアイロンの使い方 6、スタイリング剤
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